昭和60年3月、邱はここ1年間に
あちこちの媒体に寄稿した
文章を集め、
『金銭通は人間通』と題する本を
刊行しました。

「豊かなる日本」では、
「物」の値打ちに対する価値が下がってきたが
「生き方」に対する評価も大きく変わってきている
というのが邱の認識です。

例えば、海外旅行のために支払うお金や飲み食いや
娯楽にに支払うお金が家計に占める比率が激増するなど、
「お金に支払う対象」が変わってきました。

こうした心理的な価値観の変化は
商売や投資の仕方にも影響を与えます。

さて、お金の動きは
人間の心理に変化を反映するもので、
お金の動きを正確に捉えるられる人は
人間の心理の
動きがわかる人です。

言い換えれば、人間の心理に通じなければ、
お金の動きを把握できません。

邱はこうした考えにもとづき、
現代人の金銭心理や社会現象に焦点を当てた
文章を書いてきたので、本のタイトルを
『金銭痛は人間通』としたのです。