昭和59年に邱永漢が刊行した
「賢者は中金持ちをめざす」
で、
邱は実現が難しい「大金持ち」ではなく、
努力すれば到達可能な「中金持ち」を
めざすことを提言しました。

目標に置いたのは「快適なる月収100万円、
ただし、使えるお金で100万円」です。

この目標を達成するためのノウハウとして
どんな方法が考えられるのか。

この時期、土地は高騰していましたが
邱は「都心部の収入向きマンションは買い」と
便利のいいところにある定期収入向きの
不動産への投資を進めています。


と同時に邱は株への投資を取り上げました。
ただインカムゲインとしての株ではありません。

「ベンチャーの中に新しい富の宝庫がある」
「ベンチャーに賭けてスリルを味わおう」

「利益を生む事業体づくりに精を出せ」
とベンチャー企業への投資を提言しました