「ハイハイQさん」の読者で「邱永漢さんの人生」を
読んでみたいと、先生に自伝執筆を願い出られた方は
少なくないようです。
2002年のこと、先生に願い出られた方に対し
先生は次のように応えられています。
「私の自伝ということですけども、
もう30年も前に週刊現代で『邱さんの自伝を書いてくれませんか』
と頼まれたことがあります。
自伝なんか書く柄じゃありませんといって断ったんですけれども、
どうしてもというので執筆したことがございます。
タイトルを見たら、『私の金儲け自伝』になっていて
『金儲け』なんて余計な言葉が入っていた事があります。
それが今日も残っている私の唯一の自伝となります。
でも、折にふれて、あちこちにいろんな事を書いてきました。
最近でいえば中央公論社から
『我が青春の台湾・我が青春の香港』という本が出ております。
これは私が日本に戻ってきて小説家になるまでの若い頃の話です。
林真理子さんが邱永漢先生の金儲けの話は
ちんぷんかんぷんでさっぱり分からないけれども
こういう本なら面白くて読んでいます。
と私の本の解説に書いています。
自分のことを書くのはあまり気が進みませんが、
これは中央公論社で出ておりますので、ご参考まで。」
この2冊、邱ファンとおっしゃられる方の多くは
読まれていると思いますが、おお読みになられていない方には
お読みになることをお勧めします。
読んでみたいと、先生に自伝執筆を願い出られた方は
少なくないようです。
2002年のこと、先生に願い出られた方に対し
先生は次のように応えられています。
「私の自伝ということですけども、
もう30年も前に週刊現代で『邱さんの自伝を書いてくれませんか』
と頼まれたことがあります。
自伝なんか書く柄じゃありませんといって断ったんですけれども、
どうしてもというので執筆したことがございます。
タイトルを見たら、『私の金儲け自伝』になっていて
『金儲け』なんて余計な言葉が入っていた事があります。
それが今日も残っている私の唯一の自伝となります。
でも、折にふれて、あちこちにいろんな事を書いてきました。
最近でいえば中央公論社から
『我が青春の台湾・我が青春の香港』という本が出ております。
これは私が日本に戻ってきて小説家になるまでの若い頃の話です。
林真理子さんが邱永漢先生の金儲けの話は
ちんぷんかんぷんでさっぱり分からないけれども
こういう本なら面白くて読んでいます。
と私の本の解説に書いています。
自分のことを書くのはあまり気が進みませんが、
これは中央公論社で出ておりますので、ご参考まで。」
この2冊、邱ファンとおっしゃられる方の多くは
読まれていると思いますが、おお読みになられていない方には
お読みになることをお勧めします。