「付加価値論」は二十世紀の後半に、
アジアの東に位置した資源も資本もない貧乏小国日本が
世界一の金持ち国になって行くのを目のあたりにみて、
その「成功の秘密」を私なりに
分析解説する気を起して書き始めたものである。
Part1 では、主として日本が工業に成功した経過にふれたが、
この Part2では、日本のサービス業、お金の動き、労働資源の開発、
そして、日本の役所の果たしてきた役割を取りあげた。
過去にこういう切り口で「経済原論」を執筆した人はいないと思うが、
これは私の独創というよりは、ヒト、モノ、カネが
世界を狭しと動きまわるようになった国際化時代の
社会現象、経済現象を取りあげて行けば、
自然にこうなるということであろう。」
(出典 「付加価値part2ー金持ち日本人は何をすべきか」)
(出典 「付加価値part2ー金持ち日本人は何をすべきか」)
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。