前回紹介した著作に
邱永漢さんの十代の文学作品が
発表されたことにより、
邱さんの10代の活動の輪郭が
つかめるようになりました。

今回は邱さんが台北高等学校に
入学する12歳から15歳までの略年譜を
ご紹介します。

1936年(昭和11年)(12歳)       
【3月】 台南市立南門小学校を卒業する。
【4月】 台北高等学校尋常科(中学部)に入学する 。
  
1937年(昭和12年)(13歳)
【4月】台北高等学校尋常科2年生になる。
        この頃から文学書を読みはじめる。

1938年(昭和13年)(14歳)
【4月】尋常科3年生になる。

1939年(昭和14年)(15歳)

【2月】和紙をつかった活版刷りの個人雑誌「月来香1」を刊行。
【4月】台北高等学校尋常科4年生になる。
【5月】個人雑誌『月来香2』を刊行。
       同誌に散文詩『四面月光』を発表。
【12月】西川満氏が『華麗島』を創刊。
       同誌に散文詩「廃港」を発表。

ここに出てくる西川満さんは
台湾日日新報の学芸部長をつとめた人で
後に、邱さんが香港から日本にわたり
作家ろして活動しようとした時、
邱さんの作品を長谷川伸氏が主催する新鷹会で
発表された方です。