私は趣味の一つとして
邱永漢著作本を販売していますが、
この仕事を始めたとき、私と同じように
“ハイハイQさんQさん”に連載を書いていた人で、
北欧で商売をされている方から
注文をいただいたのが『金持ちニッポン論』です。
いま私の手元には邱永漢ベスト・シリーズ版の
『金持ちニッポン論』があります。
この『金持ちニッポン論』です。
このベスト・シリーズ版でのまえがきの一部を
抜粋させていただきます。
「日本人は自分につて語られるのが大好きで、
とりわけ手厳しい批判を歓迎する。
日本全体こういったいささかマゾ的な
傾向があるから、日本論、日本人論は
日本のジャーナリズムにおける永遠の
テーマといってよいだろう。
私にも『日本天国論』からはじまって、
『サムライ日本』『キチガイ日本』
『会社社会ニッポン』『日本人の堕落』
『日本人が見えてくる』といった
一連のシリーズがある。
いずれも私なりに愛着の作品だが、
そのなかでもこの『金持ちニッポン論』は
日本人がなぜ無一文の状態からスタートして
世界のトップを行く金持ち国になったかのか、
その原動力となった日本人の精神構造が果たして
何なのかを私なりに追及したこともあって、
とくに愛着を覚えている。
しかし、新聞社の出版部から上肆されたせいもあって
あとが続かず、思うように読者の手に届かなくなったので
このシリーズで装を新たにしてお目見えすることになった。
お手にとって有り難いと思っています。」
さて、この本をお読みになられた
“ハイQ”元連載者はこの本を読んで
どのような印象をお持ちになられたでしょうか。
どこかでお会いすることがあたらうかがって
みたいと思っています。
邱永漢思想研究家。経営コンサルタント。問題解決・意思決定の研修講師。昭和18年3月生まれ。昭和40年、東京大学経済学部卒業。同年、八幡製鉄(現新日鉄)入社。平成6年、新日鉄部長を経て、研修業に転じ、現職。以来、邱永漢作品のエッセンス本『原則がわかれば生き残れる』、『アジアの曙』、『生きざまの探求』、『新・メシの食える経済学』(以上、グラフ社)を編集、解説。平成13年『あなたも賢者になれるー私は邱永漢さんの知恵を借りた』(グラフ社)を刊行。邱永漢思想の探求をライフワークとし、その一環として、各地でセミナーを開催。「株式投資の原則」などの通信セミナーも実施。